さんじょう自然学校 親子防災チャレンジDAYを開催しました

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5月16日(土)に「さんじょう自然学校 親子防災チャレンジDAY」を開催しました。この活動は昨年度の「さんじょう自然学校 親子防災キャンプ」に続き、防災をテーマとした2回目の活動となりました。昨年度の活動から内容を一新し、子どもたちにちょっとしたチャレンジをしてもらうプログラムを追加させていただきました。

そんな今回のチャレンジ内容は、「湧き水くみ」です。会場となる三条市グリーンスポーツセンターから歩いて山を下り、ふもとにある有名な湧き水を一人ずつくんで、それを持って山を登ってくるチャレンジです。これは大人でもなかなかきついです。子どもたちにも無理のない量をくんで運んでもらいました。5リットルくめば、5kgになりますからね。なかなかの重さです。

持ち帰った水を鍋に入れて、焚き火で沸かします。焚き火への着火も子どもたちにしてもらい、今回は沸かしたお湯でビニールパック炊飯とレトルト食品の加熱に挑戦です。家庭によくあるビニール袋の中に米と水を入れ、沸いているお湯の中に入れて30分弱待ちます。鍋の中のお湯は今回はそのまま飲むこともできるきれいな湧き水を使いましたが、雨水や沢の水でもこの方法なら炊飯ができるのです。米と一緒にビニール袋の中に入れた水は、今回は水道水を使いました。災害時には備蓄しておいた水を使えばよいのです。こうして、ライフラインのうち「水」が止まっていることを想定したチャレンジを実施しました。無事にご飯も炊けて、温めたカレーやハンバーグ、サバの味噌煮などの備蓄用レトルト食品と一緒に昼食にいただきました。とてもおいしくできたようです。

また今回は「水が豊富にない」という状況を想定していましたので、食器も洗わなくて済むようにお皿に食品用ラップを敷いてそこにカレーライスを盛りました。そして食後には、くんできた水と沸かして冷め始めたお湯を混ぜて、ぬるま湯でスプーンやお箸、少し汚れたお皿を洗いました。こうやって、水があまりない状況でどうやったらうまくご飯を食べられるかを、子どもたちにも体験してもらうことができました。

午後からは昨年度もお手伝いいただいた株式会社野村防災さんのお二人に今年度も来ていただき、災害時に役立つアイテム作りと、家庭でできる備えを考えるワークをやっていただきました。

作ったアイテムは2つ。ひとつ目は新聞紙スリッパ。そしてもうひとつは、サラダ油を使ったランタンです。スリッパは災害の現場や避難所のトイレなど、活動の場も多く、簡単に作れるアイテムのひとつです。一人ひとつずつ作り、子どもたちも作り方をマスターしたようです。

もうひとつのサラダ油を使ったランタンは、電気が使えない状況ではとても貴重な明かりや熱源として大活躍すること間違いなしです。それでいて安全! 空きビンとサラダ油、アルミホイル、ティッシュ、つまようじがあれば作ることができます。みなさんきれいに点火もできました。そして作ったランタンは持ち帰っていただきました。

そして最後のプログラムでは、地震や水害などの災害が起きるとどういった状況になるのか、過去の災害時の写真などを見ながら考えてみました。そして災害が起きてしまったらどうしたらよいか、事前に家庭でできる備えはあるだろうか、そんなことを家族と一緒に考えてもらう時間を設けました。これをきっかけに、家族の中でも防災に関することのコミュニケーションが生まれてくれるとありがたいと思います。

今年度は9月6日(日)にも親子防災チャレンジDAYを開催します。たくさんの親子に参加していただきたいと思いますので、ぜひお申し込みください。

【活動の様子】